女子硬式野球チーム「東近江バイオレッツ」公式ホームページ
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2021年08月07日 全日本開幕、あす初戦

 

全国の地区予選を勝ち抜いた高校や大学、社会人、クラブチームの32チームが出場する女子硬式野球日本一を決める全国大会「全日本女子硬式野球選手権大会」(一般社団法人全日本女子野球連盟主催)がきょう7日、女子野球の聖地、愛媛県松山市で開幕する。同大会3度目の出場を決め、日本一を目指す東近江バイオレッツはあす8日、1回戦を迎える。
昨年の西日本大会の初優勝や日本代表選手の輩出など、創設4年目にして実績がついてきただけに、今シーズンへの期待、注目ともに高いバイオレッツ。しかし、期待を背負って出場した6月の関西大会では準決勝で敗退。優勝候補の一角だっただけにチームのショックも大きかった。
上田玲総監督は「個々の課題が目立った大会だった」と関西大会を振り返る。その日以降、投手の制球やバッテリー間の連携、堅い守備、攻撃力など、練習試合を重ねながら選手それぞれの課題を細かく拾い上げ、全日本に向けて個々のレベルアップに時間を設けてチーム力を強化してきた。
バイオレッツには現在18人の選手が在籍する。うちプロチームで活躍した3選手が大会間近で入団したことも心強い。「毎日選手全員が集まって練習できる環境がバイオレッツの強みでもある。選手らも大会ギリギリまで切磋琢磨で取り組んでいるので、その成果を今大会で披露できれば」と戦力増強に期待を寄せている。
これまでの全日本の本大会の成績は、初出場となった2018年は初戦敗退、翌年は2回戦敗退。なお、今大会は今年に発足した多くの新チームが出場するのに加え、コロナ禍で対戦チームの情報も少ない中での大会となる。
上田総監督は「目標は一番上。足元をすくわれないように、きちっと自分たちがやるべきことを毎試合実践したい。日本一を目指すことはぶれずに、その日までしっかり取り組みたい」と力を込め、あすの初戦に挑む。
バイオレッツの1回戦は8日午前9時、坊ちゃんスタジアムで沖縄ティーダバルと対戦する。試合の速報や結果は、アプリ「Player!」から確認できる。詳しくは、全日本女子野球連盟の公式フェイスブックまで。
(古澤和也)